2024年に蘇るランドクルーザー60。
低走行ワンオーナ上質車をベースに「出来る限りを尽くし」レストア仕上。
入荷から数年の歳月を掛け、ワンオーナー無改造のランクル60ガソリンワゴンをベースに「出来る限りを尽くし」仕上げたマニア垂涎の1台です。
新車時はディーゼルターボの同型車に人気を奪われ、日本での販売台数は1300台程度、この1台は大人しい性格のエンジン特性を有した為リアルオフローダーとして酷使されずに現世に残ったのでしょう。
平成の時代には不人気だったボディカラー&ストライプ。オリジナルを踏襲しレストアされたこの1台にはベストマッチです。35年間で多少の傷凹みがあった箇所はリペア施工済み。
弊社では、納車整備前のランクル60をサイトに掲載し販売成約後、数ヶ月掛け納車整備を施工し納車するスタイルでしたが、納車時の仕上げ完了の状態を披露したくこのランクルを整備施工後に掲載し販売いたしました。
インテリアは純正オーディオを含め一切手を加えられる事なくオリジナルを有しております。
紫外線劣化も少なくガレージ保管されていたことを容易に想像させます。
また、純正シートのヘタリや褪色、擦れ、汚れも最小限。前オーナーさんが大切にしてくれていたおかげ。35年何も気にせず日常的に使用していたら、このような上質な状態を新車から35年が経過し目にすることはないです。
カーゴスペースも手荒く扱われた様子は無し。シートバックに擦れや切れも見受けられません。こういうところの生活感って新車と同じには戻せないのですが、この1台はそういう箇所が綺麗です。
外装に関しては、オリジナルのグリルは樹脂メッキの褪色があったので新品交換。バンパーコーナーやヘッドライトなども新品交換済みです。
テールゲートのWAGONデカールは純正新品入手できない逸品。コンディションが良い状態で現存してます。
テールゲートデカール同様、サイドデカールも健在です。
タイヤホイールは、純正のクロームメッキのホイールは1本1本スタッフが手磨きで鏡面仕上げ施工。タイヤは純正サイズの新品ヨコハマジオランダーX-ATを装着。
エンジンルームは架装品を一旦全部取り外し、エンジンベイの35年の汚れを手磨きでクリーニング施工。架装品は1つずつリビルド/リペイント/新品交換を施工し、カーショーに出展できるコンディションに仕上げました。
エンジンルームの底部までこだわりを持って美化&性能保持のためのリビルド施工しました。画像中のブレーキマスターシリンダーやプラグコードは新品パーツ。金属部品はクロメートメッキを再施工し取付。
パワステポンプ/エアコンコンプレッサーはリビルド品取付。トヨタ純正部品では入手できないパワステホースはリビルド品取付。フルードタンクやプーリーは再メッキ品です。
インテークホースや各ゴム部品は新品交換。ヘッドカバーも再塗装施工。ボルト&ナット類は全て再メッキ施工品に交換。
バキュームホースなど性能を左右する昨日部品ですので、全数新品に交換します。入手できない部品は全てクリーニングや再塗装を施工しました。
足回りはハブ&ナックル、ブレーキは全てオーバーホール施工。ブレーキローター&パッド&ホース/ベアリング/オイルシールは新品交換。フリーホイールハブ部分もOH&ポリッシュ施工。ショック/ブッシュ/タイロッドも新品交換しております。